月山~肘折温泉ツアースキー 二日間とも天気最高!

日程:4月13日~14日

メンバー:柴田、蒲生、加藤、前川、佐藤尚、滝田、加賀谷、菅原8名

13日 7:00間沢交流センターあいべ集合

6:05頃到着すると続々と早々に集合しはじめる。両日共に快晴の予報。参加者8名バスに乗って7:00に志津へ向かう。リフト券を回数券で回数券でまとめて購入してくれて、1人600円に。ありがとう前川君。8:00リフト開始にスムーズに登り、上駅よりシールを貼って月山山頂へ順調に10:38到着。11:30千本桜、12:00沢でお昼食べて、小屋へ向かう組と沢釣り組に分かれる。岩魚を柴田氏2匹、加賀谷氏3匹、加藤1匹釣り、14:00で釣り終了して小屋へ向かう。

 ⒖:30念仏ヶ原の小屋到着。小屋到着組が小屋の前に食卓と椅子、男性用トイレ、女性用トイレを雪で上手に作ってくれていました。そのまま宴会しながら、岩魚を刺身にして美味しくいただきました。17:00過ぎると身体が冷えてきたので小屋内に移動し、 

宴会の続きと夕食ラーメンを食す。17:30頃 24歳女性2人が小屋泊に来て、加賀谷氏や滝田氏と顔見知りということもあり、一緒に宴会と夕食を共にする。若い2人が加わって宴会も盛り上がる。『*小沢昭一の小沢昭一的こころ*』をみんな楽しく聞いていたことで大いに笑って共感し合いました。夜20:00ー22:00頃おのおの就寝。夜空は満点の星空で輝いていました。

15日5:00頃起床。パスタに塩昆布とわさびふりかけ、お吸い物を朝食完食。気づくと前川君がストーブで雪を水に溶かしてくれていた。お湯を魔法瓶に入れて、7:⒖念仏小屋を出発。順調にスキーで降りていく。途中で少し夏道を歩くも、最後はバスまでスキーを滑って降りることができた。

11:30肘折登山口、12:40バスに到着

肘折温泉いでゆ館で入浴し、蕎麦を食べて、⒖:55間沢交流センターあいべ到着。雪が少ない状況のなか、天気良好で素晴らしい月山肘折を満喫できて良い山行になりました。(文:加藤 写真:蒲生、前川)

 





天気は最高 藪は地獄 雪の少ない若女平

2月18日(日)天元台 若女平山スキー

メンバー:柴田、蒲生、上野、坂野、佐藤誠、木村、加藤  

18日 天元台ロープウェイ山麓駅に集合 総勢7名 

7時45分頃から切符売り場の行列に並ぶ。長い行列で100人は居るかな。8時過ぎに切符は買えたが、改札が始まらない。登山届を出していると改札開始。ロープウェイ高原駅からスキーを履いてリフトに向かう。リフトを3本乗り継いで、天元台スキー場の一番上でシールを貼って装備の確認、歩き始める。

今日は天気が良くて快晴。飯豊・朝日・月山・鳥海・葉山と遠くまで見える。すぐに暑くなりカッパを脱いで日焼け対策。森林限界から稜線に出ればオープンバーン。遙か先を行く人 後ろから追いかける人 たまに大きな荷物で戻ってくる人 この人たちは吾妻小屋に泊まったのかな?  最初のピークは天狗岩。少し下って緩く登ればどこが山頂なのか良くわからない西吾妻山 山頂。



時間も早いので、東斜面を一本滑って鞍部に登り返して西吾妻小屋へ。少し早いが小屋で昼食。作戦会議となる。小雪で藪を交わすのが大変なので標識どおりに下ることとする。シールを剥がせば滑走開始。カリカリの雪の上に新雪が5cm程。横滑りに小回り、藪を交わしてバックに横滑り、カリカリの雪はなかなか大変。何とかトレーンを組んで進んで行くが、前の人が転ぶと後ろも転倒。そのうち気温が上がって表面の新雪が腐れ雪に。新雪はブレーキがかかり、下の雪はアイスバーンでカリカリ。スキーの跡は滑るのだが、外れた途端に急ブレーキ。何とも疲れる雪でヘロヘロになって若女平。一本入れて細尾根に向かう。ここは予想どおりで藪が酷くてスキーを担ぐ事に。何とか交わして下は藪藪。沢丈になり、方斜面のトラバース。横滑りで通過しようとするが、途中には岩が顔を出している。枝も邪魔をして右側は崖。ほとんど修行の世界。なんとか下れば藪地獄。登山道らしき道型を見つけて藤右エ門沢の道路に降り立つも、流水で雪が切れ切れ、強引にスキーで通過して最後の橋。ここは細い橋の上にキノコ状に雪が積もっていてロシアンルーレット状態。そんな状態でも何とか無事に全員通過。ほとんど修行のような若女平スキーツアーは無事に終了となりました。(文:柴田 写真:佐藤)



山寺遊仙峡

 今年は暖冬で氷の状態悪く登れない

山寺遊仙峡 Easy Go
山寺遊仙峡 Easy Go
太郎 氷が薄い
太郎 氷が薄い
Tom&Jerry
Tom&Jerry

こんなに暖かい冬でいいのか 日暮沢小屋の新年会

期日:令和6年1月20日(土)~21日(日)

メンバー:柴田、加賀谷、前川、堀、武田、近

20日8時 大井沢の温泉館に集合。そのまま全員根子の除雪終了点へ。

各自準備をして出発。積雪は50㎝程度。カリカリ雪でラッセルも無く快適に進む。水道の施設があるところで休憩。天候は快晴で暖かく本当に1月の天気か!

アメリカ橋は古い橋脚の両側に新しい橋脚が作られていて、今年中に架け替えになるのかな。膳棚の登りも雪が少なくて、雪崩の心配も無く砂防ダムの上へ。何とガードレールが見えている。そのまま道路通りに小屋へ向かう。新しくなった日暮沢の橋を渡ればもう小屋に到着。小屋で昼食となる。

 

 



時間が早いので龍門滝に向かってみる。根子川を渡ると倒木などがあり迂回しながら進む。大朝日岳、中岳などがかなり近い。昔の車止めから登山道に入り、煩わしい木の枝を交わしながら進む。龍門滝のすぐ手前の沢(オットの沢)が深く大きく口を開けており、積雪も少なく、下りることも登ることも難しいようである。他に回り込める所もなく、沢底には流水。これでは行けないと断念し、戻ることにする。

小屋に戻れば水くみから準備が始まる。ストーブを出して点火、鍋にランタン、共同食糧を出して今晩のメニューを考える。暖まってくれば新年会の開始。今年はいろいろなところからの初メンバーがいて、自己紹介等などからまずは始まる。小屋には我々以外は誰もいないので大騒ぎ。歌なども飛び出して何時に寝たのかは不明。

21日6時過ぎ、誰かの目覚まし音で起きる。まだ外は暗い。少ししてコーヒーを入れる。昨夜の残りをかたづける。外は重い雪が降っている。朝食は昨夜の鍋にラーメンを入れ流し込む。食材を片付けてシュラフを詰め込み、小屋を清掃すれば出発準備完了。小屋の前でいつもの記念撮影。軽くなったリュックを背負って下山開始。雪は霙(みぞれ)、雨雪、新雪は30㎝程度。黙々と進めば砂防ダム。なかなかグチョグチョの天気。アメリカ橋も煙っている。この辺は積雪10㎝程かな。霙はだんだん雨に変わってきた。根子の車に戻った頃は全身ビショビショ。車の積雪は30㎝。雪下ろしを終えれば温泉に直行。温まったところで間沢の一松に直行し直会となる。これで無事に新年会は終了しました。(文:柴田 写真:加賀谷、前川、柴田)


農鳥岳 天候不良のため稜線手前の2700mで敗退

南アルプス農鳥岳(3,026m)

期日:2023/12/30(土)~2024/1/1(月)

メンバー:佐藤尚(CL)、柴田

行程:12/29 福島発(9:00)⇒山梨県早川町

12/30 奈良田第一発電所前(7:00)→取水口(8:30)→大門沢小屋(11:45)

12/31 大門沢小屋(7:00)→標高2,690m地点(11:45)→大門沢小屋

1/1 大門沢小屋(7:45)→取水口(10:00)→奈良田第一発電所前(11:45)⇒帰宅

12/30(金)晴れ 

快晴 奈良田第一発電所前で駐在さんへ計画書を提出して出発。しばらくは林道の登りとなる。昨日は道中、年末とは思えないほどの高温であったが、渓流沿いの早川町は冷え込んでいた。一番奥の砂防ダムの上の広場に出ると陽が指すようになり暖かさを感じた。取水口から本格的な登山道となる。急斜面に何とか道が付いているところもあり、重荷で気が抜けない。標高1600mも近くなると沢の岩には氷が付いていた。滑りやすそうな橋を2回渡ると大門沢小屋の直下だった。小屋の前は日が当たって暖かい。富士山を眺めながらゆっくりと昼食を食べてからテントを張る。そして明日の作戦会議を行った。

 


12/31(土)雪・霙(みぞれ)・雨

夜は風が強くなり目が覚める。朝方になるとテントに何かたたきつける音がする。予報通り天候は一変していた。周りは白くなっていて霙(みぞれ)が降っていた。気温は高い。出発するときにはさらに水分が多い霙となっていた。今日は誰も登っていない。徐々に積雪は増えていく。大門沢へ出てから尾根に取りついていく。ふくらはぎ辺りまで雪は増えていた。ルートも分かりずらくなってくるが、まだピンクテープが付いているのですぐに行く方向が分かる。それにしても急登に続く急登だった。キックステップで登るのも辛くなってきたので2400m付近でアイゼンを装着する。標高2500m辺りから針葉樹はなくなってダケカンバの林となり、さらに積雪が増える。膝くらいのラッセルとなる。隣の尾根が見えたりするが視界は悪い。標高2630m超えたあたりで夏道は判別できなくなった。沢形状を超えて急斜面に取りつく。しかし、昨日からの積雪で深いが、藪を進むには十分でない積雪量であるため行き詰る。視界不良であり、稜線も強風が予想されるため、稜線手前の標高2690m付近を本日の山頂とした。途中気温も高いため、アイゼンには雪が付いて高下駄のようになる。大門沢まで降りてくると正面に富士山が確認できた。標高は2100mあるが雨が降っていた。小屋まで戻ると昨日の雪は雨でほとんど溶けていた。日が沈む頃になると霰(あられ)が優勢となっていた。反省会の夜は更けていった。

1/1 晴れ

昨夜からの雪が少し積もっていた。日の出前から富士山が確認できる。富士山 左側からの初日の出を見てから下山準備をする。昨日とは違ってテントは凍っているが日が昇ると暖かになる。日が当たらない沢沿いは凍っている。初日は何でもなかった丸太橋も今回の核心だった。(文:佐藤尚 写真:佐藤尚・柴田)

 



師走はやっぱり忘年会

日程:12月2日~3日

メンバー:柴田、上野、前川、加賀谷

2日 福島のメンバーから忘年会のお誘い、快く福島の高湯温泉に向かう。今日は行くだけなのでのんびり9時、スカイラインの車止めに集合。装備を整えて出発。少しの積雪で白くはなっているが気にならない。

車道を何回か横断する頃には、天候も回復して快晴になる。段々積雪が多くなり、つばくろの駐車場からはカンジキをつける。急坂に踏み抜き、何度もコケながら何とか進む。途中には大きな熊の足跡も。天候は快晴なのだが標高が高いせいか寒い。だんだん傾斜が落ちてくると賽の河原。もうここで昼。ゆっくり休んで出発。冷えた体に風が冷たい。

 


積雪はだんだん増えてなかなか進まない。水平道から斜度が出てきて沢を渡れば少し急になり井戸講。ずんずん進めば蛙がお出迎え。もうひと登りで慶応山荘。ここで息を整えて最後の登り。藪が覆い被さり煩わしい。積雪は膝を超しはじめ、硯石の分岐からはトラバースに下り、登り返せば見覚えのある小屋へ。もう15時、何とか明るいうちに到着できました。入口を掘って、中が暗いので窓も除雪。ストーブに火を入れればマットを敷いて宴会に突入。後は不明。

3日 のんびりと起きて朝食に後片付け。きれいに掃除して10出発。下りは昨日のトレースがあったので楽勝。昼には高湯の車止めに戻り、温泉に浸かっての帰宅となりました。(文:柴田、写真:前川)


西川山岳会総会が開かれる

若松会員が制作した山岳会ロゴマーク板
若松会員が制作した山岳会ロゴマーク板

若松さんありがとう

山岳会ロゴマークは前会長の渋谷さんが作ったのですが、それを若松さんが板に彫り制作。山小屋に飾ろうか。

第63回定例総会

総会で2024年の事業が決定された。

目玉は8月予定のイタリア ドロミテ山群のトレッキング

清水屋旅館の料理はいっぱいだ

総会後の懇談会 清水屋さん・押野くん・柴田さん・ランドナビにしかわさん等からお酒ワイン等たくさんいただきました。ありがとう!